この記事では、競輪選手の太ももについて、
「太ももは平均何cm?」
「太さランキングの1位は?」
「太さと強さの関係は?」
といった疑問に回答していきます。
競輪選手の太ももを調査したところ、男子選手は平均61.9cm、女子選手は平均59.7cmでした。
日本人の平均は男性が52.9cm、女性が52.8cmなので、競輪選手の太ももは太いですね。
また、最も太い選手は、男子は「小嶋敬二」選手の74.0cm、女子は「神澤瑛菜」選手の68.0cmです。
ただし、私の調査したところ、太ももの太さと選手の強さはあまり関係ありませんでした。
ここからは、競輪選手の太ももについて詳しく解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。
競輪選手の太ももは平均何cm?
競輪選手と言えば、太ももが太さが有名ですが、はたして平均何cmなのでしょうか?
KEIRIN.JPにデータがあるかと思いましたが、残念ながら載っていませんでした。
また、ネット検索をしても「平均〇cm」という明確なデータは見つかりませんでしたね。
そこで、今回はKEIRIN.JPの選手データを使って、競輪選手の太ももの太さを調査しました。
ここからは、その結果とガールズケイリンのキャッチコピーについて解説していきます。
平均は男子が61.9cm、女子が59.7cm
出典:KEIRIN.JP
競輪選手の太ももの太さの平均は、男子選手が61.9cm、女子選手が59.7cmでした。
一方、一般的な日本人の太ももの太さの平均は、男性が52.9cm、女性が52.8cmらしいです。
平均を比べると、男子選手は+9.0cm、女子選手は+6.9cmとなっていますね。
また、調査した選手のなかで、最も太い選手は72.5cm、最も細い選手は53.5cmでした。
このことから、最も細い選手でも、一般的な日本人の平均よりも太いことがわかるでしょう。
ちなみに、一般的な日本人の場合、女性のほうが男性よりも太ももが太くなりやすいです。
これは、女性のほうが男性よりも、太ももに脂肪が付きやすいからですね。
一方、競輪選手の場合、男子選手のほうが女子選手よりも太ももが太いことが多いです。
これは、競輪選手の太ももには、レースに必要な筋肉が詰まっているからですね。
男性のほうが女性よりも筋肉が付きやすいため、一般的な日本人とは逆の傾向になるわけです。
ガールズケイリンは「顔より太もも。」
ガールズケイリンには「顔より太もも。」というキャッチコピーで開催されています。
これには「ビジュアルよりも選手としての実力を見てほしい」という意味があるらしいです。
実際に、引き締まった太ももは努力の成果であり、他の女性にはないものですね。
男子選手と女子選手の平均が2.1cmしか違わないのも、女子選手の努力の成果でしょう。
さらに「小林優香」選手などの一部の女子選手は、男子選手に負けない太ももを持っています。
また、ガールズケイリンでは「顔より太もも。」のポスターが毎年公開されていました。
このポスターには、現役の女子選手がモデルとして採用されましたね。
例えば、2018年のポスターには「児玉碧衣」選手と「太田りゆ」選手が載っています。
しかし、この2018年のポスター以降、新しいポスターは公開されていません。
もしかしたら、何か事情があって、キャッチコピーの変更を考えているのかもしれませんね。
競輪選手の太ももランキング1位は?
競輪選手の太ももが太いことがわかりましたが、最も太いのは誰なのでしょうか?
この記事を書いている時点では、男子選手は2,238名、女子選手は180名います。
男子選手は、全ての選手データを確認するのが難しいため、ネット検索で調べました。
一方、女子選手は、KEIRIN.JPの選手データを全て目視で確認しました。
ここからは、男子選手と女子選手にわけて、太さランキングの1位を紹介していきます。
男子1位は「小嶋敬二」選手の74.0cm
出典:KEIRIN.JP
男子選手の太ももランキングの1位は「小嶋敬二(コジマケイジ)」選手の74.0cmです。
小嶋選手は、1994年にデビューしたベテラン選手で、逃げや捲りを得意としています。
現在はS級2班ですが、特別競輪の優勝経験もあり、2007年はS級S班に所属していました。
2022年の誕生日を迎えると53歳になりますが、いまだにラインを引っ張っていますね。
ベテラン選手でラインを引っ張る選手は珍しいので、今後も頑張ってほしいところです。
出典:KEIRIN.JP
また、太ももが有名な男子選手として「黒川茂高(クロカワシゲタカ)」選手が挙げられます。
黒川選手は、2010年にデビューした選手ですが、2020年12月23日に引退しました。
現役時代は太ももが80.0cmもあったらしく、先ほどの小嶋選手よりも6.0cmも太いです。
共同通信社杯やオールスター競輪に出場経験もあり、なかなかに強い選手だったのでしょう。
現在はパーソナルトレーナーとして活躍中らしいので、気になる方は調べてみてください。
女子1位は「神澤瑛菜」選手の68.0cm
出典:KEIRIN.JP
女子選手の太ももランキング1位は「神澤瑛菜(カンザワアキナ)」選手の68.0cmです。
神澤選手は、2019年7月1日にデビューしたばかりの若手選手ですね。
身長170cm、体重80.0kgなので、女子選手のなかでも大柄な選手と言えるでしょう。
デビューした直後の10月11日に初勝利していますが、その後はあまり活躍していません。
このことから、太ももが太いからと言って、強い選手とは限らないということがわかりますね。
出典:KEIRIN.JP
また、太ももが有名な女子選手として「小林優香(コバヤシユウカ)」選手が挙げられます。
小林選手は、ガールズケイリンの特別競輪の優勝経験もあるベテラン選手です。
かつては太ももが70.0cm以上あったらしいですが、現在は63.0cmまで絞っています。
その際、体重も20kg減量しているので、体重の軽さが選手の強さの秘訣かもしれません。
ガールズケイリンだけでなく、オリンピックにも参加しているので、今後の活躍にも注目です。
競輪選手の太ももは強さと関係ある?
競輪選手の太ももの太さの平均は、男子選手が61.9cm、女子選手が59.7cmでした。
これは、一般的な日本人の太ももよりも5~10cmは太い数値です。
では、競輪選手は太ももが太ければ太いほど、強い選手なのでしょうか?
もしそうなら、選手データの太ももの太さを予想に活かしたいところですね。
ここからは、S級選手とA級選手の太ももの太さを調査した結果を解説していきます。
太ももの太さと選手の強さはあまり関係ない
出典:KEIRIN.JP
太ももの太さと選手の強さの関係を知るために、S級選手とA級選手の太ももを比べてみました。
今回はKEIRIN.JPのデータを使って、S級選手を100名、A級3班の選手を100名調査しています。
調査した結果は、太ももの太さの平均は、S級選手が62.3cm、A級選手が61.5cmでした。
このことから、実力上位の選手のほうが、太ももが太い選手がわずかに多いことがわかります。
とはいえ、その差は0.8cmしかないため、太ももの太さと選手の強さはあまり関係なさそうですね。
また、競輪選手のなかで最も強いS級S班の選手についても、太ももの太さを調べると、
- 67.0cm・・・平原康多
- 65.0cm・・・清水裕友
- 62.0cm・・・郡司浩平、古性優作
- 61.0cm・・・佐藤慎太郎、宿口陽一
- 60.0cm・・・松浦悠士、守澤太志、吉田拓矢
となっていました。
「平原康多」選手と「清水裕友」選手は平均より太いですが、他の選手は平均と同じか細いです。
このことからも、太ももの太さと選手の強さはあまり関係ないことがわかるでしょう。
競輪選手の強さは色々な要素で決まる
出典:netkeirin
競輪選手の強さは、太ももの太さだけではなく、色々な要素によって決まります。
例えば、S級S班の「佐藤慎太郎」選手は「脚の筋肉だけではダメ」だと言っていますね。
全身をバランスよく鍛えることで、自転車を上手く操縦できるようになるのでしょう。
他にも、佐藤選手は「頭を使わなきゃ成績が上がらないのが競輪選手」とも言っています。
その日のレースのダイジェストを確認して、他の選手の走りを研究するみたいですね。
また、太ももは鍛え方を間違えると、柔軟性がなくなって怪我しやすくなってしまいます。
そのため、前部の大腿四頭筋と後部のハムストリングスをバランスよく鍛えることが重要です。
太ももをただ鍛えるのではなく、前後のバランスを考えて鍛えなければいけないわけですね。
他にも、太ももを太くすると重くなるので、動かすのに必要なエネルギーが多くなります。
太ももを太くすることで、瞬発力は上がりますが、その分だけ疲れやすくなってしまうのです。
競輪選手の太ももはなぜ太い?
競輪選手の太ももは、一般的な日本人の太ももよりも5~10cm太くなっています。
これは、太ももには、競輪のレースをするのに必要な筋肉が多いからです。
では、具体的には、太ももにはどのような筋肉があるのでしょうか?
また、競輪選手は、筋肉を付けるためにどのようなトレーニングをしているのでしょうか?
ここからは、太ももの筋肉と競輪選手のトレーニングについて解説していきます。
太ももには競輪に必要な筋肉が多い
太ももの主な筋肉には、前部の大腿四頭筋と後部のハムストリングスの2つがあります。
大腿四頭筋は、全身の筋肉のなかで最も大きい筋肉で、膝関節を伸ばすときに使われますね。
ここを鍛えることでペダルを押し込む力が上がり、トップスピードが早くなるみたいです。
一方、ハムストリングスは、膝を曲げたり、股関節を後ろに反らすときに使われます。
ここを鍛えることで下半身の柔軟性が上がり、ペダルを効率良く漕げるようになるそうです。
筋トレやトレーニングをしている
競輪選手は、太ももや全身を鍛えるために、筋トレやトレーニングを毎日しています。
例えば、乗り込み、スクワット、デッドリフトといったメニューがあるようです。
このなかでも独自のメニューと言えば、実際に自転車に乗って走り込む「乗り込み」でしょう。
選手によっては、毎日7~8時間かけて、200kmの乗り込みをする選手もいるそうです。
競輪選手の肉体は、このような厳しい筋トレやトレーニングによって完成するわけですね。
競輪選手の太もも|まとめ
競輪選手の太ももについておさらいすると、
- 平均は男子が61.9cm、女子が59.7cm
- 男子1位は「小嶋敬二」選手は74.0cm
- 女子1位は「神澤瑛菜」選手の68.0cm
- 太さと強さはあまり関係ない
- 太ももの筋トレは前後のバランスが重要
の5つがポイントです。
競輪の太ももは、選手の強さにはあまり関係ないので、予想に活かすのは難しいです。
とはいえ、競輪選手の太ももは迫力があり、レースを面白いものにします。
競輪選手の写真や実際のレースを見るときは、太ももにも注目してみてください。
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