この記事では、競輪の穴狙いについて、
「穴狙いって稼げる?」
「穴狙いしやすいレースは?」
「予想や買い方のコツは?」
といった疑問を解決できる内容をまとめました。
競輪の穴狙いで稼ぐには、穴が出やすいレースを選んで勝負することが重要です。
例えば、グレードの高いレースや初日特選・決勝では穴が出やすい傾向があります。
また、予想するときは、捲り不発や千切れを考えるのがおすすめです。
ここからは、穴狙いで稼ぐコツを具体的にまとめたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
競輪の穴とは?
競輪の穴とは、高いオッズが付いている買い目のことです。
逆に、低いオッズが付いている買い目は「鉄板」と呼ばれています。
つまり、競輪の買い目はオッズによって、穴か鉄板のどちらかに分けられるわけですね。
ただし「何倍以上が穴なのか?」の定義はなく、その基準は人によって違います。
ここからは、この記事で使う穴の定義を解説していきますね。
オッズ50倍未満は鉄板
出典:KEIRIN.JP
まず、私はオッズ50倍未満は鉄板だと考えています。
鉄板が出るのは、1番人気のラインから1・2着が出たときです。
特に、3名ラインが1~3着を独占すると、オッズがかなり低くなります。
三連単の1~15番人気は、鉄板の買い目になることが多いです。
オッズ50~100倍は中穴
出典:KEIRIN.JP
次に、私はオッズ50~100倍は中穴だと考えています。
中穴が出るのは、1番人気のラインの選手が2・3着になってしまったときです。
また、1・2着が1番人気のライン、3着が人気薄の選手でも中穴になります。
三連単の15~30番人気は、中穴の買い目になることが多いです。
オッズ100倍以上は大穴
出典:KEIRIN.JP
最後に、私はオッズ100倍以上は大穴だと考えています。
大穴が出るのは、1番人気のラインの選手が1名しか車券に絡まなかったときなどです。
また、2・3番人気のラインから1・2着が出たときも大穴になります。
三連単の30番人気以降は、大穴の買い目になることが多いです。
鉄板・中穴・大穴のまとめ
呼び方 | オッズ | 三連単の人気 |
---|---|---|
鉄板 | 50倍未満 | 1~15番人気 |
中穴 | 50~100倍 | 15~30番人気 |
大穴 | 100倍以上 | 30番人気以降 |
このブログでは、上の表のように「鉄板・中穴・大穴」という言葉を使っていきます。
また「穴」と言うときは、中穴と大穴を合わせた買い目のことを指しますね。
読者さんの感覚とは違うかもしれませんが、記事を読むときはこのように思っておいてください。
競輪の穴狙いは稼げる?
結論から言えば、競輪の穴狙いは稼げます。
ただし、全てのレースで穴狙いをすればいいわけではありません。
また、的中率にこだわって、買い目点数を増やしすぎるのもダメですね。
ここからは、穴狙いで稼ぐための基本的な考え方を伝えていきます。
全てのレースで穴狙いをしても稼げない
出典:KEIRIN.JP
競輪では、全てのレースで穴狙いをしても稼げません。
なぜなら、穴の出やすいレースと穴の出にくいレースがあるからです。
例えば、二分戦は、四分戦と比べて穴の買い目が出にくくなります。
そのため、二分戦で穴狙いをしていても、不的中を連発してしまうわけですね。
競輪で稼ぐためには、レースごとに狙い目を変えていくことが重要です。
荒れそうなレースを選んで穴狙いをする
出典:KEIRIN.JP
穴狙いで稼ぐためには、荒れそうなレースを選んで車券を買いましょう。
例えば、準決勝や決勝は、予選よりも穴の買い目が出やすくなります。
これは、選手が少しでも良い着順をとろうと必死になるからですね。
また、四分戦は混戦になりやすく、レース展開が荒れることが多いです。
穴狙いをするレースを選ぶことで、的中率を上げることができるわけですね。
的中率よりトータルの収支を重視する
穴狙いで稼ぎたいときは、的中率よりもトータルの収支を重視しましょう。
そのためには、買い目点数をなるべく絞ることが重要です。
例えば、三連単なら、買い目点数は10~20点くらいがおすすめですね。
買い目点数をこれ以上増やすと、的中したときの旨味が減ってしまいます。
穴狙いなら、的中率10~20%でもプラス収支を目指すことができますよ。
【競輪の穴狙い】レース選びのコツ
競輪の穴狙いで稼ぐためには、穴が出やすいレースを狙うことが重要です。
つまり、予想する前から勝負は始まっているわけですね。
具体的に、穴が出やすいレースの特徴はこの5つが挙げられます。
穴狙いのレース選びのコツ
- グレードの高いレースを狙う
- 9車立のレースを狙う
- S級戦を狙う
- 初日特選や決勝を狙う
- 四分戦や細切れ戦を狙う
グレードの高いレースを狙う
出典:KEIRIN.JP
レース選びのコツの1つ目は、グレードの高いレースを狙うことです。
これは、グレードの高いレースは優勝賞金が高く、選手が勝利に貪欲になるからですね。
選手が少しでも良い着順をとろうとするので、レースが荒れやすくなるわけです。
例えば、最もグレードの高いKEIRINグランプリでは、万車券が5年連続で出ています。
穴狙いで稼ぎたいなら、なるべくグレードの高いレースで勝負しましょう。
9車立のレースを狙う
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レース選びのコツの2つ目は、9車立のレースを狙うことです。
これは、選手の人数が多いほど混戦になりやすく、レースが荒れやすくなるからですね。
極端な話、選手が2名だけなら、強い選手が1着、弱い選手が2着となるでしょう。
しかし、選手が9名いれば、選手ごとの思惑がぶつかって、強い選手が負けたりするのです。
ただ、現在はご時世的に、9車立のレースはG3以上のレースだけとなっていますね。
S級戦を狙う
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レース選びのコツの3つ目は、S級戦を狙うことです。
これは、S級選手は実力が拮抗していて、どの選手も車券に絡める可能性があるからですね。
逆に、A級選手は実力差がはっきりしているので、実力通りの結果になりやすいのです。
S級戦は、F1レースの一部のレースとG3以上のレースで行われます。
その日のレース日程を確認して、S級戦だけををピックアップしてみましょう。
初日特選や決勝を狙う
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レース選びのコツの4つ目は、初日特選や決勝を狙うことです。
これは、初日特選や決勝は賞金が高く、選手が勝利に貪欲になるからですね。
選手が少しでも良い着順をとろうとするので、レースが荒れやすくなるわけです。
また、選抜・準決勝・特選も、この2つほどではないですが穴が出やすくなっています。
逆に、予選や一般は鉄板が出やすいので、穴狙いをしないようにしましょう。
四分戦や細切れ戦を狙う
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レース選びのコツの5つ目は、四分戦や細切れ戦を狙うことです。
これは、ラインの数が多いほど混戦になりやすく、レースが荒れやすくなるからですね。
例えば、四分戦では、強い2つのラインが潰し合って、弱いラインが漁夫の利を得ることがあります。
また、細切れ戦では、単騎の選手が突っ込んでくることもありますね。
逆に、二分戦や先行一車は鉄板が出やすいので、穴狙いをしないようにしましょう。
【競輪の穴狙い】予想と買い方のコツ
穴が出やすいレースを選べたら、穴が出るレース展開を予想してみましょう。
予想のコツとしては「普通なら〇〇だけど、もしかしたら△△かも?」と考えることですね。
具体的に、穴が出るレース展開の予想はこの4つが挙げられます。
穴狙いの予想のコツ
- 捲り不発を予想する
- 追込み選手が千切れるのを予想する
- 単騎選手の突っ込みを予想する
- 落車を予想する(大穴狙い)
捲り不発を予想する
穴狙いの予想のコツの1つ目は、捲り不発を予想することです。
これは、1番人気のラインの追込み選手が強く、捲り選手が弱いときに起こりやすいですね。
捲り選手の捲りが不発になると、追込み選手も進路を作れず共倒れになってしまいます。
その結果、競走得点の高い追込み選手が車券に絡まず、高配当が飛び出すわけです。
1番人気のラインが車券に絡まないので、2・3番人気のラインのスジ決着を狙ってみてください。
例えば「123/456/789」の三分戦で、123ラインが1番人気のレースを考えてみましょう。
残り半周時点では「456/789/123」の隊形になり、1番車の捲りが不発になると予想したとします。
このとき、狙い目は三連単「45-456-45678」フォーメーション(12点買い)です。
基本的には456ラインのスジ決着を狙いつつ、3着に789ラインの選手を入れた買い方ですね。
1番車の捲りが不発になるなら、123ラインは活躍できないため、車券から外しています。
追込み選手が千切れるのを予想する
穴狙いの予想のコツの2つ目は、追込み選手が千切れるのを予想することです。
これは、1番人気のラインの捲り選手が強く、追込み選手が弱いときに起こりやすいですね。
追込み選手が実力不足だと、捲り選手のスピードに付いて行けずにラインが崩れてしまいます。
その結果、2・3番人気のラインの選手が車券に絡んで、高配当が飛び出すわけです。
1番人気の捲り選手を1・2着で狙いつつ、他のラインから1~3着を狙ってみてください。
例えば「123/456/789」の三分戦で、123ラインが1番人気のレースを考えてみましょう。
残り半周時点では「456/789/123」の隊形になり、2番車が1番車から千切れると予想したとします。
このとき、狙い目は三連単「1-456-456」「45-1-456」フォーメーション(10点買い)です。
1番車が1着か2着をとり、残りの着は456ラインから出るという買い方ですね。
また、三番手は1着をとることがほとんどないため、6番車は1着から外しています。
単騎選手の突っ込みを予想する
穴狙いの予想のコツの3つ目は、単騎選手の突っ込みを予想することです。
これは、単騎選手が他の選手より強いときに起こりやすいですね。
競輪はライン予想が主流なので、単騎選手には人気が集まりにくくなっています。
そのため、あえて単騎選手を買うことで高配当を狙っていくわけです。
1着は1番人気のラインから選び、2・3着に単騎選手を選ぶだけでも高配当を狙えますよ。
例えば「123/45/678/9」の四分戦で、123ラインが1番人気のレースを考えてみましょう。
残り半周時点では「45/123/678/9」の隊形になり、9番車が突っ込んでくると予想したとします。
このとき、狙い目は「12-9-123」「12-123-9」フォーメーション(4点買い)です。
三番手や単騎選手は1着をとることがほとんどないため、3番車と9番車は1着から外しています。
また、2・3番人気のラインから2・3着を追加して、買い目点数を増やすのもありですね。
落車を予想する(大穴狙い)
穴狙いの予想のコツの4つ目は、落車を予想することです。
これは、追込み選手の競り(番手の取り合い)があったときに起こりやすいですね。
競った2名が落車すると、すぐ後ろの選手も巻き込まれてしまいます。
その結果、三番手や人気のないラインが車券に絡んで、高配当が飛び出すわけです。
ただし、競りがあっても、落車が起こる確率はかなり低いことは覚えておいてください。
例えば「123/456/789」の三分戦で、123ラインが1番人気のレースを考えてみましょう。
残り半周時点では「123/456/789」の隊形から、2番車と7番車が競り合うと予想したとします。
このとき、狙い目は三連単「1-4569-4569」フォーメーション(12点買い)です。
2・7番車が落車し、3・8番車はその影響で失速すると考えるわけですね。
準決勝や決勝は落車が起こりやすいので、大穴狙いをしたい方は試してみてください。
【競輪の穴狙い】まとめ
競輪の穴狙いについてまとめると、
- 穴はオッズ50倍以上の買い目
- 穴狙いで稼ぐにはレース選びが重要
- 的中率より収支を重視する
の3つがポイントです。
また、レース選びでは「S級戦・初日特選や決勝・四分戦や細切れ戦」の3つに特に注目ですね。
さらに、予想するときは「捲り不発・千切れ・単騎選手・落車」の4つに気を付けてみてください。
この記事で覚えたことを活かして、穴狙いで競輪勝ち組を目指しましょう。
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