競輪選手になるには

競輪選手になるには?日本競輪選手養成所の試験や生活も紹介!

この記事では、競輪選手になるための道のりについて、以下の悩みに回答していきます。

「競輪選手になるには?」

「日本競輪選手養成所ってどんなところ?」

「競輪選手になるのは難しい?」

競輪選手になるには、日本競輪選手養成所を卒業し、競輪選手資格試験に合格する必要があります。

日本競輪選手養成所は、静岡県伊豆市にある競輪選手を育成する養成所です。

入所試験が毎年10~12月に行われ、合格者は約1年間の養成所生活でトレーニングを積みますね。

養成所生活では、外出や携帯電話の使用が制限されるなどのルールがあります。

ここからは、競輪選手になるための道のりを解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。

競輪選手になるには、厳しい試験とトレーニングを越えなければいけないぜ!
予想とは直接関係ありませんが、興味のある方はチェックしてみてください。

 

競輪選手になるには?

競輪選手になるための道のり

出典:JIK|日本競輪選手養成所|競輪選手への道

競輪選手になるには、日本競輪選手養成所を卒業し、競輪選手資格試験に合格する必要があります。

日本競輪選手養成所は、静岡県伊豆市にある競輪選手を育成する養成所です。

入所試験の倍率は男子が約6倍、女子が約3倍なので、男子は相当な実力がないと合格できませんね。

一方、競輪選手資格試験の合格率については調べてもわかりませんでした。

おそらく、日本競輪選手養成所を卒業できる能力があれば、問題なく合格できる試験なのでしょう。

ここからは、競輪選手になるための道のりを解説していきます。

日本競輪選手養成所に入学する

日本競輪選手養成所

出典:JIK|日本競輪選手養成所|応募方法

競輪選手になるためには、はじめに日本競輪選手養成所の入所試験に合格しなければいけません。

入所試験は毎年10~12月に行われて、満17歳以上で日本国内の居住者が応募できます。

一般試験では、自転車競技の経験者は技能試験、自転車競技の未経験者は適性試験を受けますね。

どちらも厳しい試験で、倍率は男子が約6倍、女子が約3倍となっています。

自転車競技の未経験者でも、何かしらのスポーツをやっていないと合格するのは厳しいでしょう。

入所試験の応募受付期間は、例年6月上旬から8月下旬みたいだぜ!

日本競輪選手養成所で約1年間の訓練を受ける

日本競輪選手養成所での生活

出典:日本競輪選手養成所案内(PDF)

競輪選手になるには、入所試験に合格後、養成所にて約1年間の訓練を受けなければいけません。

養成所では、自転車の走行技術だけでなく、整備技能、法律、ルールなども学びます。

1日のスケジュールも、6時30分の起床から22時00分の消灯まで、きちんと決められていますね。

また、外出や携帯電話の使用にも制限があり、自由に行動することはできません。

このような厳しい訓練を受けることで、競輪選手として社会人としての基本を習得していきます。

日本競輪選手養成所では、最新のトレーニングを受けられるみたいですね。

競輪選手資格検定に合格する

競輪選手資格検定

出典:JIK|日本競輪選手養成所|競輪選手への道

競輪選手になるためには、例年3月に実施される競輪選手資格検定に合格しなければいけません。

競輪選手資格検定は国家試験なので、競輪選手は国家資格を所持することになります。

試験内容は詳しくわかりませんが、身体、技能、学力、人物について資格検定を行うようです。

おそらく、養成所を卒業できる人物なら、合格できる試験内容だと考えられますね。

また、養成所を卒業していなくても資格検定を受けられますが、合格者は全くいないらしいです。

競輪選手資格検定に合格すれば、競輪選手として選手登録されるぜ!

 

日本競輪選手養成所の試験は?

日本競輪選手養成所の試験

出典:JIK|日本競輪選手養成所|競輪選手への道

日本競輪選手養成所の試験は、一般試験(技能試験または適性試験)と特別試験の2つがあります。

技能試験は自転車競技の経験者、適性試験は自転車競技の未経験者が受ける試験です。

また、特別試験は、スポーツ競技において世界レベルの実績がある人が対象の試験となりますね。

試験の倍率は男子が約6倍、女子が約3倍なので、男子にとっては狭き門と言えるでしょう。

入所試験受験前からトレーニングをしている人も多いので、合格するには大きな努力が必要ですね。

ここからは、日本競輪選手養成所の試験について解説していきます。

入所試験は毎年10~12月に行われる

日本競輪選手養成所の試験スケジュール

出典:入所試験(一般試験)実施スケジュールはこちら!

日本競輪選手養成所の入所試験は、毎年10~12月に行われ、最終合格発表が1月頃に行われます。

例えば、2023年の男子の適性試験は10月中旬、技能試験は10月下旬に行われますね。

その後、11月中旬に一次試験の合格発表があり、合格者は12月上旬に二次試験を受験します。

最後に、2024年1月中旬に最終合格発表があって、最終的な合格者が決定するようです。

合格者は2024年4月に事前研修を受けて、5月の入所式を経て、約1年間の養成所生活を始めます。

日本競輪選手養成所の入所試験は、毎年1回しか行われないぜ!

満17歳以上であれば応募できる

日本競輪選手養成所の応募資格

出典:選手候補生入所試験募集要項(一般試験)

日本競輪選手養成所の入所試験は、入所する年度の4月1日時点で満17歳以上なら受験できます。

例えば、2024年の入所試験は、2025年4月1日時点で満17歳以上なら受けられますね。

ただし、過去に競輪選手になったことがあり、代謝などで登録消除された人は受験できません。

また、初回受験から8年以上経過した人や、5回受験した人も受験できないようです。

試験は満17歳以上なら受験できますが、何度でも挑戦できるわけではないので注意しましょう。

日本競輪選手養成所の入所試験は、満17歳以上なら受験できますね。

自転車競技の経験者は技能試験

日本競輪選手養成所の技能試験

出典:日本競輪選手養成所案内(PDF)

日本競輪選手養成所の入所試験では、自転車競技の経験者は一般試験の技能試験を受験します。

男子の一次試験では、自転車による1,000mと200mの走行時間を測定しますね。

近年の合格タイムの目安は、1,000mが1分10秒中盤前後、200mが11秒後半前後となっています。

また、二次試験では、身体検査と人物考査(口頭試問など)が実施されます。

自転車競技の未経験者でも、受験のために練習して、技能試験を受ける人もいるみたいですね。

経験者の技能試験では、自転車による走行時間のタイムが重要だぜ!

自転車競技の未経験者は適性試験

日本競輪選手養成所の適性試験

出典:日本競輪選手養成所案内(PDF)

日本競輪選手養成所の入所試験では、自転車競技の未経験者は一般試験の適性試験を受験します。

一次試験では、垂直飛の跳躍高、背筋力、長座体前屈の柔軟性を測定するようです。

近年の合格ラインは、垂直飛びが71cm前後、背筋力が204kg前後、長座体前屈が45cm前後ですね。

ただし、年度によってバラツキがあるので、正確な合格ラインはわかりません。

また、二次試験では、固定式自転車による走行能力の測定、身体検査、人物考査が実施されます。

走行能力は6秒間の最大パワーと最大回転数、45秒間の平均パワーが測定されますね。

最大パワーは1,700w前後、最大回転数は171rpm前後、平均パワーは708w前後が合格の目安です。

未経験者の適性試験では、身体能力が重要になります。

世界レベルの実力者は特別試験

日本競輪選手養成所の特別試験

出典:JIK|日本競輪選手養成所|応募方法

日本競輪選手養成所の入所試験では、世界レベルの実績がある人は特別試験を受験します。

具体的には、オリンピック大会や世界選手権競技大会で活躍した人が対象です。

また、自転車競技以外の競技でも、JKAが認めた大会で活躍した人なら対象になりますね。

ただし、特別試験も満17歳以上でなければ受験できないので注意しましょう。

試験内容は身体検査と人物考査のみで、一般試験のような身体能力の試験はなさそうです。

世界レベルの大会で活躍した人は、特別試験を受験できるぜ!

 

日本競輪選手養成所の生活は?

日本競輪選手養成所での生活

出典:日本競輪選手養成所案内(PDF)

日本競輪選手養成所の生活では、競輪選手として必要な技能や知識を身に付けられます。

例年5月に入所式、3月に卒業式があるので、養成所生活は約1年間続きますね。

その間は、6時30分に起床、22時00分に消灯の生活を送って、学科や訓練を受けます。

外部との連絡や外出には制限があり、決められた時間でしか行えません。

このような厳しい訓練を約1年間受けることで、一人前の競輪選手として成長できますね。

ここからは、日本競輪選手養成所の生活について解説していきます。

養成所生活は約1年間

日本競輪選手養成所での1年

出典:JIK|日本競輪選手養成所|養成所での1年

日本競輪選手養成所の生活は、5月の入所式から3月の卒業式まで、約1年間となっています。

その間は、選手候補生宿舎にて、他の選手候補生と共同生活を行いますね。

ただし、8月に夏季帰省、12月に冬季帰省があり、地元に約2週間だけ帰省できるようです。

また、特に優れた選手候補生は、12月下旬に早期卒業することもできます。

早期卒業すれば翌年1月に選手デビューできるので、一足早く稼ぎ始めることができますね。

寺崎浩平」選手や「中野慎詞」選手は、早期卒業した選手だぜ!

朝から夜までトレーニング

日本競輪選手養成所での1日

出典:JIK|日本競輪選手養成所|養成所での1年

日本競輪選手養成所では、1日のスケジュールが決められていて、学科や実科訓練を受けます。

起床が6時30分で、点呼が6時45分にあり、その後に錬成、清掃、朝食がありますね。

朝食が終わったら、午前中に学科を主に受けて、昼食を食べた後、午後に訓練を主に受けます。

その後、入浴、夕食、自習、自由時間、点呼があり、消灯は22時00分となりますね。

月曜日から土曜日までこの生活を過ごし、日曜日と祝日は終日自由時間となっているようです。

日本競輪選手養成所での生活は、厳しくスケジュール管理されています。

携帯電話の使用には制限がある

日本競輪選手養成所でのルール

出典:JIK|日本競輪選手養成所|養成所での1年

日本競輪選手養成所では、構内での携帯電話の使用や無断外出、無断外泊が禁止されています。

携帯電話は日曜日の外出時または帰省時に、養成所の外でのみ使用できるようです。

一方、養成所内には公衆電話があり、夜間の自由時間や日曜日に限って一人5分以内使えますね。

他にも、飲酒、喫煙、賭け事、教官への重大な反抗行為も禁止されています。

また、異性間での身体的接触および男女各規制区間への出入りなども禁止されているようです。

養成所の禁止事項を守らないと、厳しい罰則が科せられてしまうぜ!

 

競輪選手になるためのよくある質問

疑問

ここからは、競輪選手になるためのよくある質問に回答していきます。

競輪選手になるには身長制限がある?

競輪選手になるには、身長制限はなく、体重や視力などにも制限はありません。

競輪では、身長が高いほうが有利な場面もあれば、身長が低いほうが有利な場面もありますね。

競輪選手に向いてる人は?

競輪選手に向いてる人は、身体能力が高く、忍耐力があり、チームワークを大事にできる人です。

身体能力については、持久力よりも瞬発力のほうが重要になりますね。

競輪選手になるには年齢制限がある?

競輪選手になるには年齢制限の下限があり、満17歳以上でなければ入所試験を受験できません。

一方、年齢制限の上限はなく、満17歳以上なら何歳でも受験することができます。

競輪選手の年収は?

競輪選手の年収は、新人選手が所属するA級3班でも600~800万円と言われています。

好成績を残して級班を上げれば、年収1,000万円以上になることもできますね。

競輪選手になるには女子の場合は?

競輪選手になるには女子の場合でも、養成所を卒業して、資格試験に合格する必要があります。

入所試験の倍率が約2倍なので、男子よりも入所試験は簡単に合格できそうですね。

競輪選手は30歳からでもなれる?

競輪選手は30歳からでもなれます。

実際に、2022年度の試験では、30歳以上の合格者が2名いました。

競輪選手になれる確率は?

競輪選手になれる確率は、男子は約17%、女子は約33%だと考えられます。

2023年度の入所試験では、男子の倍率が5.8倍、女子の倍率が2.9倍となっていましたね。

競輪選手は誰でもなれる?

競輪選手は誰でもなれるかというと、ルール上は満17歳以上なら誰でもなれます。

しかし、実際には、何かしらのスポーツ経験がないと入所試験を合格するのが難しそうですね。

競輪選手でプロになるには?

競輪選手でプロになるには、日本競輪選手養成所を卒業して、資格試験に合格する必要があります。

日本競輪選手養成所の入所試験に合格することが、最大の難所と言えるでしょう。

競輪選手になるにはいくら費用がかかる?

競輪選手になるには、日本競輪選手養成所の費用が約135万円かかります。

ただし、費用を無利子で貸してくれて、選手になってから支払う制度もありますね。

競輪選手になるための方法について、細かい部分までわかったぜ!
競輪選手になるには、かなりの努力が必要だとわかりますね。

 

日本競輪選手養成所についてのよくある質問

疑問

ここからは、日本競輪選手養成所についてのよくある質問に回答していきます。

日本競輪学校とは?

日本競輪学校とは、日本競輪選手養成所の旧称です。

さらに、日本競輪学校の前は日本サイクリストセンターと呼ばれていました。

日本競輪選手養成所の合格発表はいつ?

日本競輪選手養成所の合格発表は、例年1月中旬に行われます。

例えば、2023年度の入所試験では、2024年1月18日に合格発表が行われる予定です。

日本競輪選手養成所の倍率は?

日本競輪選手養成所の倍率は、男子が約6倍、女子が約3倍となっています。

例えば、2023年度の入所試験では、男子の倍率が5.8倍、女子の倍率が2.9倍でしたね。

日本競輪選手養成所の記録会とは?

日本競輪選手養成所の記録会とは、選手候補生にとっての定期テストのようなものです。

例えば、男子なら200m、400m、1,000m、3,000mのタイムを測定します。

日本競輪選手養成所のゴールデンキャップとは?

日本競輪選手養成所のゴールデンキャップとは、特に優秀な選手候補生に贈られるものです。

記録会において、4つの距離全てで最も良い基準タイムを記録するともらえます。

日本競輪選手養成所へのアクセスは?

日本競輪選手養成所へのアクセスは、バスを利用するのが良さそうです。

最寄りのバス停は、日本競輪選手養成所入口ですね。

日本競輪選手養成所の学費はいくらですか?

日本競輪選手養成所の学費は無料です。

ただし、食費、施設利用料、衣服などに約135万円の費用がかかります。

日本競輪選手養成所のクチコミは?

日本競輪選手養成所のクチコミを探しましたが、これといって見つかりませんでした。

とはいえ、1日のスケジュールを見ると、かなり厳しい生活であることは想像できるでしょう。

日本競輪選手養成所にはいじめがある?

日本競輪選手養成所のいじめについて調べましたが、特には見つかりませんでした。

いじめについて書かれた記事もありましたが、信憑性はなさそうでしたね。

日本競輪選手養成所の歴代1位は?

日本競輪選手養成所の歴代1位は、日本競輪選手養成所記録にまとめられています。

最多勝者または卒業記念レース優勝者が歴代1位と言えるでしょう。

日本競輪選手養成所について、細かい部分までわかったぜ!
わからないことがあれば、日本競輪選手養成所の公式サイトも確認しましょう。

 

競輪選手になるためのまとめ

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競輪選手になるための流れについて、この記事のポイントをおさらいします。

  • 日本競輪選手養成所に合格する
  • 日本競輪選手養成所で約1年間訓練する
  • 競輪選手資格検定に合格する
  • 養成所の入所試験は毎年10~12月
  • 倍率は男子約6倍、女子約3倍
  • 養成所では朝から夜までトレーニング

競輪選手になるには、日本競輪選手養成所を卒業し、競輪選手資格試験に合格する必要があります。

そして、日本競輪選手養成所に入所するには、厳しい試験に合格しなければいけません。

技能試験・適性試験ともに高い身体能力を求められるので、普段からトレーニングしておきましょう。

また、各都道府県にはJKAの事務所があり、競輪選手になるための相談に乗ってくれます。

日本競輪選手養成所のお問い合わせに電話番号が載っているので、ぜひ問い合わせてみてください。

競輪選手になるには、厳しい入所試験に合格しなければいけないんだな!
合格後も、約1年間のトレーニングを受けなければいけませんね。

 

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